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迎寿厄除張り子(げいじゅやくよけはりこ)、最高級 鷲木菟 地獄極楽図150,000円

今回製作したのは、

迎寿厄除張り子(げいじゅやくよけはりこ)、最高級 鷲木菟(わしみみずく) 地獄極楽図です。

林庵の迎寿厄除(げいじゅやくよけ)張り子は、独自の手法により、
陶器のように美しい、透き通った表面をしております。

前作の鷲木菟 四季絵巻図に引き続き、そんな陶器のように美しい表面を活かして製作いたしました。
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●地獄

一羽のワシミミズクの中に地獄の世界を描きました。真ん中には閻魔大王
閻魔大王からの裁きを待つ人々。鬼から拷問を受ける人々。それを囲む灼熱の炎。
下を流れるのは血の海…。

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様々な地獄絵図をたくさん見て、研究しながら製作しました。
どの作品もとても残酷でしたが、今回はとことんドロドロとした地獄の世界間に向き合うのが
製作のテーマ。



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構図を決めて、描いているいるうちに、心も体もとてもつらい状況に追い込まれましたがなんとか
完成いたしました。
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地獄の顔は、バサラ像や、曾我蕭白の絵などを参考にしながら、
すごみのある顔に仕上げました。



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地獄絵図の中で特にこだわっているのは炎。
様々な日本画を参考にしながら、メラメラと燃える形に拘りました。
赤と黒、二色の炎を重ねて細かく描くことにより、地獄の暗く凄惨な世界に
深みを与えています。
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●天国

地獄を描くことにより、疲弊しきってしまった私の精神を癒やしてくれたのが、
『天国を描く』行為です。


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真ん中の建築物は平等院鳳凰堂を参考にしてデザインしたもの。
天国の淡い色味のイメージを崩さぬよう、何度も重ね塗りをしながら描きました。

真ん中にいるのは釈迦三尊。

それらを囲むように広い湖、蓮の花。その回りを舞い踊る、美しい二人の天女…。





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天国側の顔は、弥勒菩薩がモチーフになっています。
柔らかい顔を表現したくて、何度も練習をしました。

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入り口には天国へと導いてくれるゾウが立っています。

天国のイメージはインドの天竺。天竺の世界では、度々ゾウが聖獣として登場いたします。

このゾウが来世へと旅立つ人々を天国へ導いてくれます。

夢の中のような世界を表現したくて、描きました。

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鎮魂の使者 鷲木菟 地獄極楽図…旅立つ方が、道に迷わぬよう、行く末のお供に、来世への幸せを願う仏具としていかがでしょうか。

購入に関するお問い合わせは、下記のアドレスまでお願い致します。




harikonohayashiya@gmail.com

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